lakkieのなぐりかき(書・描)

田舎主婦が、TEAM NACSとLA"-PPISCHを主に大きなひとりごとをおみまいします

”今”観ることに意義があったのかも知れない

朝ドラで塚本晋也監督が出ていたので

塚本晋也監督つながりで、

作品「野火」を観ました

素晴らしかったです

 

監督は

普通にしていると柔らかいお方なんだけど

作品はどこから出てくるんだってくらい

暴力的な作品を作る人だと

私は思っています

この作品もご多聞に漏れず

エグイ

リリーさんや中村達也さんとか、

俳優陣もエグイし

いろんなもの飛び散ってエグイ

画がきれいでまたエグさ増大

 

「墓なんか掘っていられない」

「PARAMUSHIR」の桜庭さんが

こんな体験したんだろうなと思いました

桜庭さんの気持ちを知りたい人は

観ていいと思います

でも、ホントに怪獣シアターの作品は、

「恋愛ものが好きです♡」

なんて言っている人が見たら

吐き気するから トラウマになるから

すごくは薦めません^^;

私は、全てを観たわけではないですが、

「鉄男」から観ていて

この方の作品にはエグさの中にも

美しさを感じているので、

まだ観られるけど

免疫がある人間からしても、

でも、エグイと思いましたね

プラス、極限状態にいる精神状態

これが大変キビシイ

観るなら覚悟して観て下さい

しかし、

ただの血だらけ特撮の

アートと思えなかったのは

「PARAMUSHIR」が

影響を与えていたと思います

本当にあったことを、

”今”伝えなくては

と、いう、気迫が

2つの作品から感じました

「PARAMUSHIR」観てから、

「野火」観て良かったです

あと、

北の桜守」をプラスすると

「PARAMUSHIR」鑑賞に

に広がりが出ると思います

 

この人達の積み重ねの上に、

私たちは立たせてもらっている

肝に銘じておきたいです